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データ品質について

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MAGIC LPOは、お客様のGoogle アナリティクス4のアカウントで取得したデータを元に、分析を行なっております。このページではデータの品質に影響を及ぼす可能性のある事象について説明をしています。

Google アナリティクス 4のデータ品質について

新しい(直近24~48時間)データについて

Google アナリティクス4の仕様上、直近24~120時間のデータが変動することがあります。24時間以内に90%以上のデータが確定しますが、ごくたまにGoogle アナリティクス4で24時間以内に収集できなかったデータが追加で収集され、データが変動することがあります。 またこれにより、Google アナリティクス4では当日の数値は集計中のため、データが表示されません。よって、MAGIC LPOでも当日のデータは表示されないのでご注意ください。

Google アナリティクス 4 サンプリングについて

Google アナリティクス4では、1クエリに対して、1000万イベント以上発生すると、データがサンプリングされるようになります。サンプリングとは、膨大な量のデータから一部のデータをサンプルとして取得することです。データの分析はそのサンプルに対して行われるので、取得したサンプルによっては、データの分析が不正確なものになる可能性があります。
サンプルが全体のデータの何割を占めているのか表す数値を「サンプリングレート」といいます。例えば、サンプリングレートが100% の場合は、Google アナリティクス4で取得したデータの100%が分析されているので、分析結果の精度はとても高いです。反対に、サンプリングレートが30%の場合は、データの30%しか分析されていないので、分析結果の精度は低い可能性があります。
 
サンプリングレートはレポートの右上のアイコンをクリックすると確認することができます。

Cookieについて

お客様が公開されているサイトの中に、Cookieを使用しているものがあれば、Google アナリティクス4によるデータ収集が正確に行われていない場合があります。
Webサイトに訪問するユーザーを識別するCookieの使用をユーザーが同意した時だけGoogle アナリティクス4はデータを集めることができます。よって、ユーザーがCookieの使用を拒否した場合、データが正確に収集されません。

しきい値について

しきい値とは、Google アナリティクス4から収集されたデータによって、ユーザーが特定されないようにする仕組みを指します。
 
ユーザーのプライバシーを保護するために設けられている仕組みですが、しきい値が適用されると、データの精度に悪影響を及ぼす可能性があります。
 
例えば、一部の地域でサイトに訪問したユーザーが5人以下だった場合、しきい値が適用されて、データが非表示になったり、データが「その他」に統合されることがあります。
 
この場合、Google アナリティクス4で細かいデータを確認できないことがあります。
 
Google アナリティクス4でしきい値が適用されているかは、レポートの右端のアイコンをクリックして確認することができます。しきい値が適用されている場合は、「しきい値を適用しました」と表示されます。

MAGIC LPOのデータ品質について

ダッシュボードのデータ品質について

MAGIC LPOとGoogle アナリティクス4のダッシュボードでは表示されている数値に差異が出ることがあります。差異が出る原因としては、以下の原因が想定されます。
  • 参照元(チャネルグループ)が不明な数値がある時
MAGIC LPOでは、チャネルグループが不明な数値は除外してダッシュボードに表示しています。よって、Google アナリティクス4のダッシュボードで表示されている数値とは差分が出ています。
チャネルグループ
チャネルというのは、「ユーザーがどんな経路でランディングページに辿り着いたか」を指しています。チャネルグループは文字通り、ユーザー経路をグループ別に分けたものの事を指します。チャネルグループを見ることで、ユーザーがどんな方法でランディングページ(LP)にたどり着いたか知ることができます。
例えば、GoogleやYahooで検索して、ユーザーがランディングページに辿り着いた場合、「自然検索」というチャネルグループに割り振られます。
  • Google アナリティクス4のタイムゾーンが日本以外の時
MAGIC LPOのタイムゾーンは日本時間に設定されているため、Google アナリティクス4のタイムゾーンが日本以外だった場合、MAGIC LPOのダッシュボードのレポートの数値とGoogle アナリティクス4のレポートの数値が異なる場合があります。

A/Bテストレポートのデータ品質について

MAGIC LPO>LP診断管理>A/Bテストで使用できるA/Bテストでは、A/Bテストの結果として表示される「レポート」と「ダッシュボード」に表示されている数値が異なる場合はあります。原因としては、以下の原因が想定されます。
  • 同じページURLを使用して複数のA/Bテストを行なっていた場合
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一度に同じページURLを使用して複数のリダイレクト/ABテストを行うことはできませんので、ご注意ください。 例:https://fwh.co.jp/ を複数のリダイレクト/ABテストで検証すると、正常なテストの結果を測ることができなくなります。
 
  • 設定したA/Bテスト検証期間中に、A/Bテストが下書きだった場合
例)4/6 ~ 5/2までをA/Bテスト検証期間にしたのにも関わらず、4/8にA/Bテストを公開したとき、4/6~4/8までのデータが正しく集計できていない可能性があります。
 
  • A/Bテスト公開後直近24時間〜48時間のデータ
A/Bテストに表示されるレポートは、A/Bテストが公開された時から集計されたデータを表示しています。例えば、A/Bテストを4/6 23:00に公開した場合、4/6の部分には23:00~24:00に収集されたデータしか表示されないため、MAGIC LPOのダッシュボードと数値が異なる場合があります。
 
  • Google アナリティクス4のタイムゾーンが日本以外の時
MAGIC LPOのタイムゾーンは日本時間に設定されているため、Google アナリティクス4のタイムゾーンが日本以外だった場合、MAGIC LPOのA/Bテストのレポートの数値とGoogle アナリティクス4のレポートの数値が異なる場合があります。
 
  • Google アナリティクスでA/Bテスト用のイベント(revision_id)の設定を行っていない時
Magic LPOはGoogle アナリティクスからA/BテストレポートのCV・CVRデータを取得する際に、revision_idを使ってA/Bテストのデータであるか・そうでないかを判断しています。 よって、A/Bテスト用のイベント(revision_id)の設定を行っていないと、A/BテストのCV・CVRの結果を確認することができなくなってしまいます。revision_idの設定を行っていない方は、Google タグマネジャーでA/Bテスト用のイベントを用意する (revision_idの設定方法) からrevision_idの設定方法をご確認ください。
 
  • サービスアカウントの招待を行っていない時
Magic LPO用のサービスアカウントというアカウントをGoogle アナリティクスに招待していないと、正しくデータが取得できないことがあります。💡重要 :サービスアカウントの招待 Magic LPOとGoogle アナリティクス4を連携するためにはサービスアカウントというものを管理者ユーザーとして招待する必要があります。サービスアカウントのメールアドレスはMAGIC LPOのサポートへお問い合わせください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            手順: 1. Magic LPOサポートチームにサービスアカウントのアドレスを提供するように連絡 2. サービスアカウントをステップ1 、ステップ2、ステップ3 の容量で管理者として追加 (権限は閲覧者にしてください。) 3. 完了 サービスアカウントを追加しないと、Magic LPOが正常に貴社のGoogle アナリティクス4からデータを取得できませんので、ご注意ください。 をご確認ください。